【OCI】Oracle Linux 8 で Let's encrypt の証明書を発行する

作業の流れ 全体の流れは、以下の通り Let's encrypt で SSL 証明書を発行する SSL 証明書の自動更新設定 Let's encrypt で SSL 証明書を発行する 適当な Compute インスタンスに certbot をインストールし証明書を発行する。 今回は OCI Compute (OS: Oracl…

Oracle Cloud Free Tier で Autonomous Database に接続する PHP アプリケーションを構築する

Oracle Cloud Free Tier が無料で色々使えるとのことだったので、これまで使っていた PHP のレンタルサーバを解約して、Oracle Cloud に移行する際のメモ。 Oracle Cloud Free Tier でインスタンスと DB を作成 今回利用する Oracle Cloud Free Tier の無料…

php-fpm alpine の docker image を動かす際の覚書

利用するベース Docker image php:8.1-fpm-alpine Docker Hub 作成する Dockerfile とビルド Dockerfile の設定は最小限。 Dockerfile FROM php:8.0-fpm-alpine RUN echo " /var/www/html/index.php COPY index.php /var/www/html/index.php ビルドコマンド …

2022年時点での今どきのPHP実行環境を調べた

2022/04/18 時点で PHP の実行環境を調べたので整理してメモ。 結論としては「nginx + php-fpm」の構成を使う。 Webサーバー アクセス頻度が高く、負荷が気になるなら nginx。 逆にアクセス頻度が低く、安定性を重視するなら、使い果たされた枯れた技術とい…

grafana の https 化

前提:SSL 証明書を生成済み (参考)AWS で let's encrypt SSL を導入 - kmikmy's blog grafana サーバは grafana ユーザで実行されるため、証明書のあるディレクトリの中身を辿れるようにしておく(+rは付与する必要はない)。 $ sudo chmod +x /etc/letse…

AWS で let's encrypt SSL を導入

準備として、Webサーバとして使うインスタンスのセキュリティグループで HTTP(80)、HTTPS(443) を開けておく。 (基本的にこちらを参照 Let's Encrypt の使い方 - Let's Encrypt 総合ポータル) certbot というプログラムを使って証明書を発行する。 certbot…

grafana を 80 番ポートで起動させる

root ユーザのプロセス以外で1024未満のポートをバインドしたい場合は、バインドしたいプログラムに特権を与える必要があるとのことだった。 (参考)[Linux] 一般ユーザのプロセスをポート1024番未満でBindする方法 – Roguer grafana の場合は次のコマンド…

grafana をインストールし、データソースとして influxDB を追加する

OS: Amazon Linux 2(Centos 7 互換) 最新の grafana のバージョンを Download Grafana | Grafana Labs を参考にインストールする $ wget https://s3-us-west-2.amazonaws.com/grafana-releases/release/grafana-5.2.2-1.x86_64.rpm $ sudo yum localinstal…

InfluxDB の WebAPI エンドポイントに認証機能を追加してデータ取得まで行う

OS:Amazon Linux 2(Centos 7 互換) version: InfluxDB 1.6 InfluxDB 1.6 を install すると最初は、WebAPI エンドポイントが有効になっていない。 これを有効にするために設定ファイルを変更する必要がある。 /etc/influxdb/influxdb.conf 変更例 [http] …

Amazon Linux 2 に InfluxDB を導入

InfluxDB とは OSS の時系列データベース。センサーデータなどの時系列データを保存するデータストアとして使うことにした。 他のデータストアの候補としては OpenTSDB などがあったが、OpenTSDB はバックエンドに HBase を使うなど規模感がやろうとしている…

AWS EC2 料金体系(2018年7月)

AWS

まとめ EC2 の代表的な料金体系は次の通り(2018/07/22 時点) オンデマンド/リザーブド/スポット 料金 データ転送 Amazon Elastic Block Store(EBS) Elastic IP アドレス Amazon CloudWatch Elastic Load Balancing(ELB) 参考:オンデマンドインスタンスの…

AWS EC2 チュートリアルのメモ

AWS

EC2 のドキュメントにあるチュートリアルをやった際のメモ Linux を実行する Amazon EC2 インスタンスのチュートリアル - Amazon Elastic Compute Cloud Amaxon Extras Library について MariaDB, php のインストールに amazon-linux-extras コマンドを使っ…

Fluentd (v1.0) Quickstart Guide をやってみた

docs.fluentd.org 公式サイトに従って、Quickstart Quide をやってみる。 fluentd のバージョンは v1.0 を使う。 Quickstart は以下の3ステップで構成される。 Step 1: Installing Fluentd Step 2: Use Cases Step 3: Learn More Step 1: Installing Fluentd…

VLDB 2017 の論文メモ

VLDB 2017 の論文メモ(編集中) Mostly-Optimistic Concurrency Control for Highly Contended Dynamic Workloads on a Thousand Cores MOCC (Mostly-Optimistic Concurrency Control) という方式の CC (Concurrency Control = 並行性制御) についての論文…

SIGMOD 2017 で興味のある論文

SIGMOD 2017 の accepted-papers の中で自分の興味のある論文をリスト化しておく Cicada: Dependably Fast Multi-Core In-Memory Transactions BatchDB: Efficient Isolated Execution of Hybrid OLTP+OLAP Workloads for Interactive Applications Monkey: …

Storm 論文を読んで Storm についてまとめた

今回はストリーム処理システムの Storm の論文を読みました。 対象にした論文は Storm@twitter [Ankit2014] です。 2014年の SIGMOD での発表論文です。論文を元に自分が理解したものについてまとめます。 2014年の論文なので Storm 0.x 系の話が中心です(…

Kafka 論文を読んで Kafka についてまとめた

対象とする論文は Jay Kreps, Neha Narkhede, and Jun Rao. Kafka: a distributed messaging system for log processing. ACM SIGMOD Workshop on Networking Meets Databases, page 6, 2011 データベースのトップカンファレンス SIGMOD 2011 で発表された論…

react を使って SPA を構築した場合、静的リソースが存在しない URL を直接指定すると 404 Error になる

この記事の概要(忙しい方はここだけ見れば良いです) react-router のルーティング設定だけでは、静的リソースの存在しないページを直接 URL で指定してアクセスすると 404 Error になります。 URL を直接指定しても目的のページを表示させるようにするには…